(1)異常エネルギー
医学は体の異常な箇所を内科的、外科的に治そうとします。色々な専門分野に
分れていますが、体の機能と肉体を正常に回復させていきます。一方、東洋医学
はツボを使って良くしようとします。
私もエネルギー治療を始めた頃は医学的に考え、病気を起こしている原因の
エネルギーを消すことで病気を治そうとしてきました。この異常エネルギーは、
血管、筋肉、骨、リンパ管や脳、内臓とあらゆる所に存在していました。この
六年間、治療法が完成したと思ったら、次の理由のわからないその治療法で
治せない患者が来るのです。
これを繰り返すうちにわかって来たことは、人間があまりにも偉大なために
起こって来ることがわかりました。昔から人間は“宇宙”だと言われています
が、悟っているとかそうでないに関わらず、宇宙のどこにでもいる存在なの
です。こんなすごいものを本当に治そうと思ったら大変なことです。でも、もう
1つわかったことは、人間1人の人生の苦しみ、悩み、病気や運命すら、多く
は自分が自分の人生の中で作っているということがはっきりしてきました。
昔から、“まかぬ種は生えない”といわれています。つまり原因を作ればその
結果が必ず現れるということです。そのつくった原因が異常エネルギーとして、
その人の体に沈んで隠れているのです。この異常エネルギーを元気で病気に
なっていない時に消してしまうことが、元気はつらつとした老人になっていける
のです。これからは死ぬまで元気ということを薬や健康法で手に入れようと
しても出来ないということがわかって来ます。
そして本来はこれらの異常エネルギーは自分が消していかなければならない
のです。自分がつくったのですから自分が処理しなければならないのです。
誰もがそうできるのですが、真剣に取り組まなければ出来ないのです。
この方法が身に付けば人生は楽で楽しいものに変わってきます。
人の一生を考えた時、誰もが多くの経験をし、豊かな大きな心になって魂を
進化させて、幸せだったと実感して人生を卒業したいと思っているのです。
しかしながら、多くの人は、このような思いに反して、頑固で、思い込みの激し
いおじいちゃん、おばあちゃんになり、世の中のあまりの変わりようについて
いけず、呆けるしかなくなっているのです。本来、人は死ぬまで元気ではつらつ
としていけるものなのですが自分自身の生活に追われ、あらゆることからの
ストレスから、病気や不幸の原因をつくって苦しんでいるのです。
(2)無意識でつながっている
私は人の治療をする時、どうして治せば良いかを患者の体に聞くのです。
病気は、病気になっている人がつくっているのです。ですからどうすれば良いか
は本人が一番良く知っているのです。病気の原因を本人の体が表現しているの
ですから本人の体に聞くしかないのです。どこまで聞く事が出来るかは、私が
どこまで研究しているかによるのです。ここで大切なことは、私がどこまで研究
しているかは、来られる患者が知っているのです。ですから、ほとんどの人が
良くなるので、自分の治療がすばらしいと思ってしまったら、そこまでの治療法
なのです。必ずどうしても良くならない患者が何人かいるのです。その人を研究
していけば、良い治療法がわかってくるのです。わかればわかるほど、同じよう
な患者が次々と来るのです。例えば、私が長い間かかって自身の持てるエネ
ルギー製品が出来たと喜んでいたら、何人かの人が、何か今日、良いエネル
ギー製品が出来ていませんかと言ってこられるのです。私の方が驚いてしまい
ます。みんな普通の人なのですが、超能力者じゃないのかと思ってしまいます。
人は皆、“無意識”でつながっていて何でも知っている存在なのです。
こうして私はエネルギーという手段を使って患者の体に教えてもらって病気や
不幸の原因を、人間の体やツボから始まり、遺伝子、素粒子、星々、先祖や
宗教(とりわけ神や魔)といったことまで次々と研究していかねばなりません
でした。この六年間まさに人間は“宇宙”だと実感させられる大切な時期でした。
人間は宇宙だと言われ、私もそう思うと答えられる方は多くいると思いますが、
実感される人は少ないのです。
人生を率直に生きることが昔から哲学者が追求していた“私は誰、どこから
来たのかしら・・・”と言った疑問に答えられることになります。
(3)人生とカルマ
“カルマ”とは仏教用語で因縁の事を指します。因縁とは原因があるから結果
が現れる事を言います。昔から“撒かぬ種は生えぬ”と言いますが、カルマの
事を言い表しています。
人は生まれた時もう既に運命が決まっています。母親の体内にいる内に自分の
運命も出来上がるのです。例えば、私が○○家に生まれたとします。私の先祖が
○○家にはいっぱいいます。先祖一人一人の想いと行いが私の一生の運命を創っ
ているのです。これはどうしようもないと言えばその通りなんですが、逆に、先祖が
残した異常なエネルギーを自分の中から取っていけば運命が変わると言えるので
はないでしょうか。
運命は決して変わらないものではないということはうれしいことですね。
もう一つ大事なことがあります。自分をよく見ることです。自分がどう変わって
いっているかを気をつけることです。いつも同じ事を繰り返しているなら、その
繰り返している事が“カルマ”なのです。早く自分のカルマから抜け出すこと
です。しかし、この事が一番難しいです。
例えば、好きになる人がいつも大酒飲み。大酒飲みは嫌いだと思っていても
その人が好きになるのです。さあどうすれば、普通の人を好きになれるので
しょうか。
大変ですよ。この場合の相談を私が受ければ、大酒を飲むカルマと飲まれて
苦しむカルマの両方をそれぞれの方の中から異常を起こしているエネルギー
として出して消してしまいます。1回エネルギー調整をする毎に酒が飲めなく
なってきます。
ここで大事なことは、酒をやめられない人もいやいやその相手をしなければ
ならない人と同じようにその原因のエネルギーがあるのです。酒を飲む人が
嫌いだといくら相手を変えても、知らない間に大酒のみを選んでいるのです。
心当たりがありませんか。ここで私は酒を飲むことが悪いと言っていません。
人に迷惑をかけるような人のことを問題にしています。盗む、暴力、浮気、
ギャンブルといったようなことで他人を困らせる人が多いのです。
そして本人も困っています。本人がいくら反省しても後悔しても治すことが
できないのです。この場合は異常にさせている原因のエネルギーを消すしか
ないのです。
人生は良い事と悪い事の両方が起こるようになっています。良いことばかり
願って何もしなくなるとどちらも起こって来ません。平安に過ごせると思って
しまいますが歳をとるとそのつけが回ってきます。
人生で一番大切なことは自分の仕事をおろそかにしないことです。一生懸命
やればやるほど問題が出てきますが、それを克服する度にあなたはたくましく
なっていくのです。そして早く自分のカルマから抜け出すことです。
(4)因縁とカルマ
因縁とカルマという言葉は宗教からきています。仏教では、人間の魂は向上し
進化するため何度でも生まれ変わってくると言われています。これを転生輪廻と
いいます。例えば道ですれちがっても他生の縁といって、そのすれちがった人と
何か縁があったと考えるわけですから、夫婦、親子、友人、仲間と言った関係と
それぞれの魂の関わりを考えて、魂を向上していこうと努力するのです。そして
この世は修行の場と考えます。
因縁を簡単に言うとこんな風に考えます。子供が父親に可愛がってもらえない
とします。他の兄弟は可愛くてしかたがないようなのに何故父親は私に厳しい
のか・・と考えて悩みます。彼はさんざん悩んだ末に、ある神様と意志を通じる
ことの出来る人もしくは霊能者と言われる方に、過去世(過去に自分が生まれた
時)で父親とは親しい友人だったと聞かされるのです。その時あなたはその友人
を裏切って巨額の富を得たのです。しかし彼は事業に失敗し何もかも無くし、
寂しい一生を終えたのです。その因縁を消すため、彼と離れることの出来ない
親子の関係になってお互いが修行しているのです。又、あなたは、何回生まれ
変わっても同じような事をしているのです。この同じ事を繰り返す事をカルマと
言います。今生においてはその因縁とカルマをしっかり取り除かねばなりません。
と言われれば、ほとんどの人は、ああそうだったのかと思い喜び、父親に厳しく
言われれば言われるほど、これが修行だ・・・と思ってジーっと耐えていきます。
こんな風に考える日本人が多くいます。これも仏教思想の影響でしょうか。
この事をここで冷静に考えてみましょう。まず父親が何故あなただけに厳しい
のか・・・という点です。本当は、兄弟の中であなたが一番かわいいのかもしれ
ません。でもあなたが人が良く何でもかんでも信じてしまうので、大きくなったら
苦労するから、そうならないように父親は父親なりに色々注意をしてくれている
のかも知れないのです。
人はどうしても自分の立場と周囲の状況で、自分なりに判断してしまいますが、
お互いがお互いの考えの中で摩擦を生んでいることが多いのです。大きくなって
心から話し合えばそんなに自分の事を思っていてくれたのかと逆に父親に感謝
する日が来るかも知れないのです。 宇山 敦雄